名湯めぐり【上州群馬嬬恋村 鹿沢温泉 雲井の湯】
久しぶりの休日。
朝8時起床。
目覚めはよい。
予定はないが、空は青く、夏の快晴。
朝食を、すきやで、いただく。
無難にうまい。
よし・・・
秘湯に行こう。
以前から気になっていた温泉地へ行ってきました。
冬は豪雪地帯であり、行くタイミングを逃がしていた場所。
場所は、鹿沢温泉。
ドライブ約60分。
山の緑がまぶしい。
エアコンの冷房でなく、外からの風が気持ちよい。
信州上田市菅平から、鳥居峠を越え、上州嬬恋村へ。
雪がなければドライブに最適。
11時。
鹿沢温泉到着。
名湯 雲井の湯。
駐車場も問題ない。
高揚感が止まらない。
隣は、日本秘湯を守る会のお宿 紅葉館もあります。
この日帰り温泉 雲井の湯を日帰り温泉で利用出来るありがたい場所です。
それでは、行って参ります。
利用料金500円。
お蕎麦屋さんも併設しているみたいです。
少し、お屋敷の奥に進んでいきます。
浴場入口到着。
日本温泉協会 天然温泉利用証確認。
噂通りの、温泉項目オール5
初めて見たかもしれない。
素晴らし。
脱衣場から、浴場へ。
お客様は、僕一人。
浴場全体は薄暗い。
床や、湯舟に使われた木材も、色が黒く変色している。
木材の年輪が浮き彫りになるぐらい、時間とともに削られているようだ。
また、温泉成分だろうか、砂利みたいに粒子がかたまり、湯舟の周りにぎっしりこびりついている。
お湯は熱め。
体の芯まで熱さが行きわたるのを感じる。
お湯の色は、白く濁っている。
また最大のインパクトは、壁画。
泥を塗って書いてあるようだ。
原住民男女2人が、裸で焚火を囲って踊っているようにみえる。
宗教的な要素もあるように感じる。
言葉は悪いが、オカルト的な要素も感じる。
日本ではなく、海外で原住民が住んでいる、山奥にある温泉を利用しているかの感覚もある。
それだけ、インパクトは、ハンパない。
一人で利用していたためか、少し不気味に感じてしまう。
お湯につかり、じっと絵を見つめる。
異様な空間。
普段余り考えることはないが、
無意識に、お湯に浸かるという行動は、幸せであり、贅沢であり、人間関係を良く保つための大事な原点なのではと思えた。
約1時間、楽しかった。
おもいきって、きてよかった。
また来よう。
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