注文住宅での新築一戸建てを購入
不動産賃貸業(大家)に興味のある人はいますか?
私は、一戸建て不動産を所有し、賃貸業を副業として行っています。
しかしながら、不動産賃貸業を、すること自体、当初は想像もしていませんでした。ひょんなことから、人生が大きく動き始めました。
ここでは、不動産賃貸業に興味がある方を対象として、僕の経験談をお話したいと思います。
僕は、20代後半で結婚し、30代前半で、地方に注文住宅での新築一戸建てを約3600万円で購入しました。
頭金なし。
最長の35年ローン。
不動産名義は、僕自身。
土地約400㎡。
上物約140㎡。
当時の金利2.2%。
月々の返済額は、約11万円となります。
ボーナス支払いはありません。
会社員お給料は、月25万円程度でしょうか。
ローンの支払いや、生活費でほぼお給料はなくなります。
当然、預金はできません。
順風満帆とはいいませんが、一般的な会社員でありました。
負債のマイホームに変貌する
しかし一寸先は闇。
30代半ば離婚。
状況は一変し、一人で暮らすには、大きすぎる一戸建てとなりました。
夢のマイホームが、負債のマイホームとなり、僕の背中にドスンと音をたて、変貌しました。
預金もほぼありません。こうなると、身動きすら出来なくなります。気づいた時は遅いです。
不動産の売却を検討しました。
地元不動産に見積もりを頂きました。
見積もり額 約2600万-。
当時の残債 約3100万-。
売却したとしても、約500万の負債が残るとのこと。
ギャンブル好きな僕ですが、こてんぱに、負けた気がしました。これから立ち上がることが出来るのか?絶望と不安しかありませんでした。額が大きすぎて、未来を考えることなど、到底できない状況に陥りました。当然、自己破産も視野にありました。
導き出した一つの答えは、売却はせず、現状維持する方法を選択しました。
毎月11万円のローンを返済すること。幸いにも、会社員の生活だけは、安定しており、問題ありませんでした。
突然の辞令発令
あれから約10年が経過し、生活も安定してきました。
僕に、転勤の辞令が、発令されました。
大きい会社ではないため、暗黙のルールがあり、転勤を断れば、自分の働く場所がなくなり、最後は退職することになります。
結果、僕は、転勤を選択しました。転勤に伴い、一戸建て不動産の問題が、再燃しました。
家賃を支払えば現状維持の生活が出来る等の、単純な問題ではなくなりました。
選択肢は、2つ
売却とするか?
賃貸とするか?
ただ、どちらを選択しても、購入していただける方がいなければ、売却もできません。
賃貸として契約をしていただける方がいなければ、賃貸もできません。
どちらにせよ、決定しなければ、家賃の支払いは毎月発生します。
再度、地元不動産に駆け込み、相談しました。そして、見積もりを頂きました。
最初売却しようと検討していた時から、約10年の時間が経過していました。
当然上物の価値はさがり、また、新型コロナウィルスが蔓延し、1回目の緊急事態宣言が発令したときで、不動産業界も、大打撃受ける業種であり、不動産価格は、驚くほど、低価格となっていました。
見積もり額:約2000万-
当時の残債:約2600万-
10年前と比較し、価値が600万減りました。そしてこの10年で約500万ローン返済したことにより、残債が2600万となったこと。
ただ、負債額から考えると、10年前と、なんら変化もないことに、絶望しました。
負債が残ることは、間違いないと、確信しました。
自分でまいた種であり、誰も責めることはできないと理解しました。最後は、自分で責任をとるしかないと感じました。
ただ、負債額が大きいため、後悔しないよう、賃貸についても、調べ始めました。
コメント
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[…] 預金もほぼなく、お金で解決することは到底出来ず。 不動産売却も検討しましたが、結果、賃貸としました。 前回ブログご紹介 不動産所得について 【会社員が、新築一戸建てを購入する!】 | ひろBlog… […]
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